子供に多い食物アレルギーは大人になると治る場合がある

食物アレルギーは子供に多いわけですが、大人になっても発症することもあるので十分に注意するべきです。
食物アレルギーというのは食中毒とは違い、特定の食べ物を摂取することによって、体内に過剰な免疫反応が起こることにより、アレルギー反応が起こることを言います。
食べ物の中でも何が原因なのかというと、タンパク質を含むものです。
具体的なところでは、タマゴや牛乳、大豆などになりますが、キウイなどでも発症することがあります。
タンパク質であっても肉類ではあまり食物アレルギーを発症することが無いですので、タンパク質の中でもタマゴや牛乳、大豆などのように発症しやすいものがあるということです。

日本における食物アレルギーの発症率は1%から2%程度と言われており、乳幼児に多くかかる傾向があります。
ただ、乳幼児にそういうアレルギー症状が起こったとしても、アレルギーに対する耐性を獲得することができれば、治る可能性は高いです。
乳幼児の場合は消化吸収機能が未発達だったり、免疫反応が不十分だったりするために、アレルギー反応が起こりますが、成長の段階で消化吸収機能が発達したり、免疫反応が正常になってくるとアレルギー反応を起こさなくなり、結果的に治るということです。
しかし、食物アレルギーからハウスダストなどによってアレルギー反応を起こすという可能性が出てきます。
アレルギー物質がハウスダストなどに移行するということです。

小さい子供というのは食物アレルギーを発症しやすかったりしますが、母乳にTGF-βが多く含まれている母親から生まれた子供に関しては、食物アレルギーを発症する割合が低いというデータがあります。
母乳の中にあるTGF-βがアレルギー反応を発症するのを予防しているということです。
特に乳幼児の場合は食物アレルギーが発症しやすいですので、それにかかりにくいのは親にとっても子にとっても辛い目に遭わなくて済むということになります。

最近では食品衛生法により、加工食品のアレルギー表示制度が始まっています。
牛乳やタマゴ、小麦、そば、落花生、エビ、カニについては表示義務があり、イクラやキウイ、大豆などについては推奨表示になります。
ただし、注意しないといけないのが、これらのものに当たるにもかかわらず表示されていないケースです。
加工食品の中でも、容器包装しているものについては表示しないといけないですが、それ以外のものについては別段表示しなくても良かったりします。
飲食店の中でも意識の高まりによってアレルギー表示が行われていますが、そうでないところもあるので気になるなら直接店員に尋ねた方がいいです。